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オクトパストラベラー評価・感想・レビュー~Switchで全力でおすすめしたいRPG、バトルシステムも音楽も最高でした~

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スーパーマリオオデッセイ、Splatoon2ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド…
Switchのヒットタイトル上位は任天堂のタイトルばかり。
さらに加えてRPGで最も売れたタイトルはゼノブレイド2。国内では20万程度。

そんな逆境の中、国内では相次ぐ在庫切れ、世界でもすぐに100万本超えと、サードパーティーRPG、おまけに新規IPにも関わらず凄まじい出だしとなった『オクトパストラベラー』。

あのスクエニが贈る新規RPGとして体験版の頃から注目を集めていた本作ですが、評価も非常に高いゲームとなりました。かなり重かったのですが、ひとまず8人分クリアしたので感想です!

オクトパストラベラー - Switch

 


概要

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発売日:2018年7月13日
ハード:Nintendo Switch
ジャンル:RPG
目安クリア時間:60時間(8人分クリア)

ブレイブリーデフォルトの開発陣による新規IP。
2D-HDと称された、2Dドット絵と奥行きのある美しい3D空間を組み合わせた見た目、
8人の主人公を自由に選び、好きなように進めていくシナリオ、
そして「コマンドブースト」「ブレイク」を組み合わせた戦略性のあるバトルシステム、
8人のジョブ×バトルジョブ×4人パーティー、そして組み合わせ自由なスキル、アビリティといった奥深いジョブシステム、育成システム。

魅力的な点がたくさんですね。


バトルシステム

個人的に本作で一番好きだったポイントはここ。

 

「コマンドブースト」&「ブレイク」システム

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ブレイブ&デフォルトに近いシステムですね。
基本的にはコマンド式JRPGなのですが、
「コマンドブースト」&「ブレイク」システムが戦略性を生み、雑魚戦含め1戦1戦を非常に面白いものにしております。

システムとしては
敵には弱点となる武器や属性と「シールドポイント」が設定されており、敵の弱点を突くと相手のシールドポイントが減少し、0にすることでブレイク状態となります。この状態の敵は1ターンの間行動不可となり、防御力が大幅にダウンする。

要するに敵の弱点をついて、相手をブレイク状態にし、一気に畳みかけるというのがこのゲームの核となっております。

そしてさらに戦略性を加えているのが「コマンドブースト」
各キャラはBPというものを持っており、各ターン1つずつたまっていきます。

例えば3つ使って相手の弱点を突く通常攻撃を行うと、
相手のシールドポイント3つ一気に減らせます。
一方でBPを使った次のターンはBPが貯まりません。
もちろん相手をブレイク状態にするのはこのゲームで非常に重要なことなのですが、ブレイク状態の敵にBPを最大限使って攻撃を畳みかけるのもまた非常に重要です。

つまり相手をブレイク状態にし、なおかつそのブレイクしている1ターンの間で、バフデバフを完璧に仕上げ、最大限に貯めたBPを使って最強の攻撃で畳み込む、そこまでいかに上手に持ち込むかが本当に面白いゲームです。

相手のシールドポイントを削ることを考えると、回復が追い付かない、とりあえずブレイク状態に持ち込んだけど、バフデバフが完璧じゃなかった。などと一筋縄ではいきません。

ブレイク状態は相手自身1ターン休みですので、攻撃をやめ、回復など体制の立て直しに使うのもありですし、相手の強力な技を回避するためにもブレイクが必要になることもあります。

しかもこのゲームってその仕組みを理解するのが容易でとっつきやすいのもまたおすすめポイントですね。

ちなみにブレイクした瞬間の効果音や振動とかの感触も最高です。地味にHD振動が効いています。

 


バフデバフとアイテム

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RPGってバフやデバフ、アイテムをしっかり全部使うのって中々ないですよね。
ポケモンの「にらみつける」とか使っている暇があれば「たいあたり」しますし、ドラクエの「やくそう」とかホイミを覚えるまでしか使いません。

ただしオクトラはこの辺りもしっかり使います。使う面白さを与えてくれました。

まずバフデバフに関して、効果の継続ターンは決して長くありません。
普通に使用すれば2ターンのみ。そしてさらに面白くしているのが「サポート専用キャラ」がいないこと。もちろんパーティーやスキル、アビリティの組み合わせ次第でそれに近しいことができる組み合わせもありますが、例えば「一人に効果のあるバフ」なら種類をたくさん持っているが、「全員に効果のあるバフ」は1種類しか持てない、など万能なジョブがありません。

ですから基本はアタッカーだけど、サポートが回復対応してバフデバフが間に合わないときはそこに回る、といった「役にあてはまらない立ち回りを取る必要が出てくる」のが非常に大事になります。

バフデバフの継続ターンは短い一方で効果は目に見えるほどですし、ブレイク状態×ブースト最大とかだと効果の差は尋常ではありません。
イメージとして
同じキャラでも
通常攻撃:100ダメージ
ブレイク状態:200ダメージ
ブレイク状態×ブースト最大:800ダメージ
ブレイク状態×ブースト最大×バフデバフOK:1800ダメージ

とまあ全然違います。
さらに武器をそろえて、このタイミングで必殺技とか打てばとんでもないダメージ量になります。バフデバフの重要性と継続ターンの短さが戦略性を生んでいると思います。
ちなみに敵味方の攻撃順番が見えるので、そこも結構ポイントですね。

 

またアイテムに関しても全体回復持ちが8人中1人しかおらず、バトルジョブで別のキャラにつけても2人。その回復キャラが攻撃(ブレイク)やバフデバフに回ることを考えると回復が間に合わないことも多々あります。
さらに全体回復持ちの賢者は「技を2回繰り返すようにする」という非常に攻撃的な奥義も持っており、回復に回すよりも攻撃に回したい時もあります。
そんな時に重宝するのが回復アイテム、回復技を持っていないキャラでも暇さえ見つけて回復することができます。

さらにこのゲーム状態異常が非常に多いです。出現頻度も種類も、そして効果も大きい。同じく他のキャラの状態異常を治せるキャラは1人のみ。しかも全体回復持ちのキャラではないという不器用さ。さらにアイテムに「万能薬」的なものがないため状態異常回復のアイテムはとにかく様々な種類必須になります。

一番ひどいときは1つの戦いで30個くらい状態異常回復アイテムを使ったときもありましたねw


音楽

OCTOPATH TRAVELER Original Soundtrack

OCTOPATH TRAVELER Original Soundtrack

 

 

個人的にこの作品のバトルシステムの次に好きな点です。
各キャラごとにイメージがあり、曲の雰囲気から「あ、このキャラだって分かります」それくらいキャラと曲が合っています。

プリムロゼとかジャラジャラとした民族系の音楽が、彼女のメインテーマ、彼女の冒険する旅路、バトル前のイントロに流れます。
それが8人分あるのですから。

そして各キャラ共通のバトルBGMも最高。通常戦闘曲でこんなに盛り上がるのは最高。しかも全部で3通りあって三者三様。全て別ベクトルで盛り上がる。

そして作曲者の西木康智さんによる全曲解説が非常に丁寧。ゲームミュージックってこんなに魂こもっているのかと感激しました。
ぜひ読んでください。

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シナリオと個性豊かなキャラクター

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8人の主人公がいて、それを自由に選べる仕組みです。それぞれに4章ずつあり、誰から進めていってもいい。一人だけ4章まで進めるのもありですし、全員1章進めてから2章に進むもあり。自分の好きなように進めることができます。

が、自由に進められる分、統一性がないのが残念。
各キャラが一緒に冒険する理由はぶっちゃけありません。
各キャラのイベントシーンでもそのキャラ以外は登場しません。
絡みがあるのはパーティーチャットのみ。
せっかく個性的なキャラが集まっているRPGなのですから、それぞれの絡みを見たかったですね。

そして各キャラのシナリオも良し悪しが…
復讐の為に旅に出るプリムロゼは分かりやすいのですが、
薬師を目指して、商人を目指して旅に出るアーフェンやトレサは目指している点が不明瞭で分かりづらかったですね。ドラクエVIIのように各拠点で課題を解決するのをひたすら繰り返すイメージ。でもドラクエVIIと違い、最終目的が不明瞭なキャラが多いのが残念でした。1つの目的のために4拠点回るのではなく、4拠点回って4つの課題解決しましたみたいになっているのが。


最後に

個人的にRPGの面白みって「単純なレベル上げではなく、立ち回りでいかに勝てるか」っていうのがポイントだと思っています。
日本産の3大RPGといえば「FF」「ドラクエ」「ポケモン」と言われることが多いです。
私はどれも好きなのですが、正直ドラクエポケモンはキャラクターやシナリオが好きで遊んでいます。
RPGとしての側面が一番好きなのはFF。新規RPGとは言えその流れを汲んでいる「オクトパストラベラー」はその期待に沿うものでした。

雑魚戦でも考えて戦う。ボス戦で苦戦すればレベルを上げるのではなく、パーティー、ジョブの組み方そしてバフデバフを考えた立ち回り方を再検討する。その面白さがこの作品にはあります。

そしてその戦略性のみならず、キャラクター性や音楽などで作品を彩っている。
全てひっくるめて大好きな作品です。

JRPG好きの人に全力でおすすめした1本となりました。

本作の前身とも言われる「ブレイブリー」シリーズはほぼノータッチなのでこれを機に触りたいなと思いつつ、今はやりのSwitch移植とかしてくれないかなとか。

そしてやっぱり続編とか気になっちゃいます。
今度はキャラの絡み前提のシナリオでやってくれたら嬉しいです。
あるいは同じコンセプトの別ゲームとかね。